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2019年11月9日土曜日

熱中症で死ぬところだった、かも

熱中症が治ってから、ネットで調べたら、
私は死んでいてもおかしくなかった、と思った。
熱中症がこんなにも怖ろしいものだとは知りませんでした。

8月、訪問介護の仕事をしていました。
熱帯夜が続き、朝から30度近くあり、直射日光で利用者宅に着くのも暑さとの闘い。
朝1軒目が掃除。冷房のきいていない部屋で汗をかいて1時間掃除。
2軒目は買い物。どこでも買えそうな物を、わざわざ遠くの店を指定されて
買いに行きます。

その後帰宅して、なんだか頭が痛いな、と思う。
でも冷房のしっかりきいた部屋にいるから、もう熱中症の心配はしていなかった。
しかしだんだん頭が痛くなってくる。
水分は摂っていた、ここでポカリの500ミリのペットボトルを飲む。
これで治ると思い込む。
だが、さらに激しい頭痛になっていく。
やっと、ヤバイな、と思いはじめる。
めまいで頭がくらっときた。
水でシャワーを浴びて、頭を濡らしたら少し良くなったような。
そのうち、なんだか気持ち悪くなってきた。
しばらくすると、せっかく飲んだポカリをすっかり吐いてしまう。
もうだめだ、と思い冷房が当たる所で寝た。

2時間後、運よく目が覚めた。
寝た後に悪化したら死んでいたんじゃないかな。
この後熱中症のことを調べる、実は熱中症のことを何も知らなったことを知る。
熱中症があっという間に悪化すること。
一度熱中症になると、体が過剰に反応するので熱中症になりやすくなること。
1~2か月入院する人がざらにいること。
後遺症がまたすさまじく、寝たきりになることもある。
毎年すごい人数死んでることを知って、ぞっとする。

ある研究では、熱中症で診察をうけた3割が入院。
高齢者では、受診したうち8割が入院となった。
入院期間も、若年層では平均4日程度だったが、
高齢者は平均が1か月だった。
医療費は高齢者は1割だからいいけど、普通は5万じゃすまない。

いろいろと知るにつけて、腹がたってきた。
何にって、テレビでよく聞く「こまめに水分をとりましょう」にだ。
そんなもんでは防げないからだ。
何をしても、暑い所にいると、人間の体は耐えきれなくて熱中症になるのです。
厚生労働省はもっと細かく熱中症の症状を説明して、
どんどん体が壊れていく過程をみんなに知らせた方がいい。

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