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2019年12月10日火曜日

気候変動はもう

地球温暖化対策に後ろ向きな国に送られる「化石大賞」を2019年日本が受賞しました。
日本は石炭火力発電を推進、太陽光発電を推進するでもなく、
具体的な対策はなにもしていません。
日本は2017年にも同賞を受賞しています。

地球環境の活動家グレタ・トゥーンベリーさんは、
アメリカのテレビ番組で、トランプ大統領から招待されたら、会談するか、
と質問されたさい、こう答えています。
「そんなことする意味がわかりません。今まで話していることの繰り返しに
 なりますから。本当に時間の無駄だと思います」
もう何年かしか生きないだろう大統領には、地球の未来などには興味がないのだろう。
大統領に興味があるのは、金と権力か。

COP25では気候変動への危機が叫ばれている
「今始めないと間に合わなくなる」という発言などもあるが、
私はもう手遅れだと思っている。
地球の温室効果ガスは、今までそのほとんどを海が吸収してきた。
そのせいで、海の生態系は劇的に変わってしまった。
沖縄に広がっていたサンゴは、ほとんどが消滅している。
そんな話には興味のない人でも、サンマが1尾500円、と聞けば納得するだろう。
しかし海がもう吸収できないところまで吸収してしまった。
そうなると、その全ては大気に放出される。
気候が大きく変わっていく気候変動は、もう始まる。

温室効果ガスを一番多く排出する産業は、飛行機を使う観光だ。
日本政府は外国の観光客を誘致することに熱心なあまり、そのことを隠している。
地球を守る、というより人間の生存を守るためには、
まず、飛行機を使った旅行をやめるのが、一番簡単だ。

今年気候変動で一番被害にあった国が、日本だと言われている。
それでも日本政府はなにもしようとしない。
これから毎年大きな台風と、海からの湿った空気による豪雨があるでしょう。
では私たち日本人は何をすべきか。
まず、家は買わない、そして木造の家には住まないこと。
1、2階にも住まない、火災保険に入る(もう値上げしてしまいますが)
ゼロメート地帯に住んでいる人は引っ越す。
家には食料と水を備蓄する。
そんなところかな。
地球温暖化防止のために何かする、なんてもう遅いです。
日本人は、とにかく自分の命を守る行動をとる時がきています。
地球上の生物は、毎日100~300種類も絶滅し続けています。
その中に人間が入ることを想像できないのはなぜなのでしょう。
いずれその中の一つがホモサピエンスになる時が来るでしょう。

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