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2019年12月13日金曜日

かかとおとし

つま先立ちをして、かかとをトンと落とす、たったこれだけ。
これが体重以上の衝撃を骨に与え、骨芽細胞を増やします。
骨芽細胞は骨を造る細胞です。
それによって骨粗しょう症を予防できるのです。

骨は骨格と言われるように、体を支える柱の役割しか認識されてこなかったが、
最近は、臓器のひとつとして重視されるようになった。
オステオカルシンなどの微量な物質が骨から溶け出して全身の臓器に働きかけて
いるのです。
骨芽細胞の活性化で、オステオカルシンというホルモンを増やすことができます。
このオステオカルシンが実は健康万能物質なのです。

オステオカルシンが脳に働きかければ認知症の予防。
筋肉に働きかければ、筋肉の増加を促すのです。

オステオカルシンはインスリンの分泌を促し、細胞のインスリン感受性を高めることで、
糖代謝を促進し、体重を減らすことが報告されています。
オステオカルシンが食後の血糖値の上昇を穏やかにするのです。
さらにインスリンの働きを高めるアディポネクチンの分泌も増やします。
そして糖尿病の予防ができます。

オステオカルシンは血管をしなやかにする物質一酸化窒素の生産を活性化することで、
血管を強くし、心筋梗塞や脳梗塞の予防に役立ちます。
オステオカルシンは血液で体内をめぐり、さまざまな臓器を活性化させます。
肝機能の向上にも役立ちます。

オステオカルシンは、体を老化させる活性酸素の生産を抑える働きがあるので、
免疫機能の向上や、アンチエイジングに役立ち、
若返り物質とも言われ、近年注目を集めています。
適度な運動が若返りに効果がある、ということが科学的にも証明されたかたちです。

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