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2020年7月17日金曜日

東京型の新型コロナウイルス

今東京で感染が広がっている新型コロナウイルスは東京埼玉型です。
今東京、特に新宿にエピセンターができています。
エピセンターとは、一定のエリアに感染者が多く集まっている状態。
一時ニューヨークがこの形になりました。
東大の児玉龍彦名誉教授は、国会でこの問題を訴えました。

「無症状の人は抗体ができない人がいる。
 この人がスプレッダー(感染拡散者)になる可能性がある。
 第一波(中国武漢由来)第二波(ヨーロッパ由来)の時に制圧し、
 無症状の感染者もなくすべきだったのに、(検査を徹底的にするべきだった)
 それが行われないまま現在の東京にエピセンターが形成されつつある。
 現在のウイルスのゲノム配列は、東京型、埼玉型になっている。
 つまり日本の中にエピセンターが形成されてている。
 これを国が勢力をあげて止めないとニューヨークの二の舞になることを懸念している」

「一番大事なことは感染集積地とそうでない所を分けることです
 感染集積地を指定してそこを制圧する。
 エピセンター化してしまったら、劇場も電車も危険になってしまう」
と言っています。
東京では劇場はもう危険ですが、電車も危険のようです。

先生は政府に検査の徹底化を要望していますが、
東京では、検査数の激増で、またもや検査の制限が始まってしまいました。
今は重症者でないとすぐに検査できない、という医師がいました。
有名人はすぐにできるらしいですけど・・・
政治家は自分はすぐに検査してもらえるのがわかっているのでしょう。
それから先生は、責任者を明確にすることも要望しています。
日本にはCDCがないですから、もうダメでですね。
先生は来週は目を覆う事態になる、とも言っていました。

総理はいつも「感染状況を注視していきたい」と抽象的なことを言う。
一生懸命やります、がんばります、みたいなことしか言わない。
具体的に何をするか、は絶対に言わない。
それで逃れられるのは桜とか疑惑だけだから、
小池都知事に「なんにもしないのに生意気なこと言う」と言っているけど、
都知事はいろいろ言ってる。
今だって不要な外出はするな、と言って政府と喧嘩している。
その結果生意気な小池東京はGoto除外になった、報復とかするかね、幼児か。

テレビの政治家は、経済を連呼していた、感染対策の話はほとんどなかった。
時代が変わったら、亡くなる産業が出てしまうのは世の常。
観光業はもう過去の産業、新しい産業を振興するのが政治の仕事。
買い物袋有料化でポリ袋メーカーは政府の政策で壊滅したのにね。
Gotoで地方にウイルスがGo。
今だに全自動PCR検査機もない発展途上国なんだから、
おとなしくしてないと、ブラジルみたいになってしまいますね。

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