しかし、この被害を減らす、もしくは無くすことができるかもしれません。
今回の九州の豪雨で被害が大きくなった原因は、
天気予報がはずれたことだとテレビで言っています。
その原因は、線状降水帯の予想ができないことだとも言います。
先日のニュースでは、日本のスーパーコンピューターが世界一になった、
ということでしたが、これに気象モデルを作らせたらいいのです。
海水の温度、風の流れ、その他気象データの全てをぶち込んで、
線状降水帯の予想をさせることができるかもしれません。
そうすれば早めの避難ができます。
「富岳」というスパコンは、今何をしているのでしょうか。
テレビでは、「富岳」に新型コロナの飛沫感染対策の解析をさせる、
と言っていましたが、それは無駄です、何の役にもたたない。
ウイルスは気まぐれなのです、いつどんな変異をするかわからない。
今アメリカで流行っているコロナは、
感染力が強くなっていると報じられています。
映画「デイ・アフター・トゥモロー」では、観測所の人が
「うちのコンピューターじゃ手に負えないから、そっちの大きいコンピューターで
計算して」というシーンがあります。
少し前まで、日本では、気象庁の偉い人が、経験からその日の天気を
予想していたそうです。
まさか今でもそうなんでしょうか?
今の世界では過去の経験などなんの役にも立ちません。
台風の進路も世界の気象台が予想しても、進路はそれぞれ違っています、
スパコンで普通のコンピューターではできない計算をして、
今後の日本の気象を予想して、人命を救ってほしいです。
九州では特別養護老人ホーム(特養)が被害にあいました、それも真夜中にです。
どこでも介護施設では、昼に職員がたくさんいても、
夜、夜勤は1人、多いところでフロアに1人です。
被害にあった特養に何人の夜勤がいたのかはわかりませんが、
その人数で50人以上の高齢者を避難させた職員はヒーローです。
すこい、よくやった、と思います。
欧米だったら絶対ニュースでたたえられるところですが、
日本ではそういうことはないですね。
どんなにがんばっても、1人でも死亡がでたら、誰もほめてくれません。
日本人は悪い所を取り上げすぎます。
私はぜひその時の職員に出て来てもらって、どういう救助をしたのか
という話を聞きたいです。
それが多くの人を救うことにつながるからです。
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