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2020年7月5日日曜日

日本豪雨の被害

毎年日本のどこかで豪雨によって生活を失う人がでるという時代になりました。
しかし、この被害を減らす、もしくは無くすことができるかもしれません。
今回の九州の豪雨で被害が大きくなった原因は、
天気予報がはずれたことだとテレビで言っています。
その原因は、線状降水帯の予想ができないことだとも言います。

先日のニュースでは、日本のスーパーコンピューターが世界一になった、
ということでしたが、これに気象モデルを作らせたらいいのです。
海水の温度、風の流れ、その他気象データの全てをぶち込んで、
線状降水帯の予想をさせることができるかもしれません。
そうすれば早めの避難ができます。

「富岳」というスパコンは、今何をしているのでしょうか。
テレビでは、「富岳」に新型コロナの飛沫感染対策の解析をさせる、
と言っていましたが、それは無駄です、何の役にもたたない。
ウイルスは気まぐれなのです、いつどんな変異をするかわからない。
今アメリカで流行っているコロナは、
感染力が強くなっていると報じられています。

映画「デイ・アフター・トゥモロー」では、観測所の人が
「うちのコンピューターじゃ手に負えないから、そっちの大きいコンピューターで
 計算して」というシーンがあります。
少し前まで、日本では、気象庁の偉い人が、経験からその日の天気を
予想していたそうです。
まさか今でもそうなんでしょうか?
今の世界では過去の経験などなんの役にも立ちません。
台風の進路も世界の気象台が予想しても、進路はそれぞれ違っています、
スパコンで普通のコンピューターではできない計算をして、
今後の日本の気象を予想して、人命を救ってほしいです。

九州では特別養護老人ホーム(特養)が被害にあいました、それも真夜中にです。
どこでも介護施設では、昼に職員がたくさんいても、
夜、夜勤は1人、多いところでフロアに1人です。
被害にあった特養に何人の夜勤がいたのかはわかりませんが、
その人数で50人以上の高齢者を避難させた職員はヒーローです。
すこい、よくやった、と思います。
欧米だったら絶対ニュースでたたえられるところですが、
日本ではそういうことはないですね。
どんなにがんばっても、1人でも死亡がでたら、誰もほめてくれません。
日本人は悪い所を取り上げすぎます。
私はぜひその時の職員に出て来てもらって、どういう救助をしたのか
という話を聞きたいです。
それが多くの人を救うことにつながるからです。

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