まずリスクですが、膝にかかるのは体重の3~4倍の荷重です。体重50キロの人で150~200キロ、彼女は100キロを越えているそうですから加齢で膝が心配、でも大丈夫特別に大きい車椅子があります。そういう人のベッドから車椅子への移乗を手伝ったことがありますが、あれは地獄でした。肥満は心臓病の原因になります。コロナで死亡した20代がいましたが、その人は肥満でした。また、かなり前ですが手術をした力士が、脂肪が厚くて患部にたどり着けなくて亡くなったという話しもありました。肥満はまず脂肪で血管が見えなくて採血が大変だそうです、触ってもなかなか血管がみつけられないそうです、これは点滴でも同じ。苦しむのは自分なんだから、その前になんとかした方がいいでしょう。
次に医療費増大です、なんと肥満の人は同じ手術でも普通の人より値段が高いのだそうです。だいたい8万円前後、肥満加算とでも言うべきでしょう。これが健康保険から払われるのです。「太った人の手術はなぜ大変なのか医師の視点」という記事が面白かったです。血管から臓器まで、脂肪の中から探しださなければいけないので、手術時間が30分~1時間は長くなるそうです。
重労働は見ただけでわかりますよね。介護職はみな心の中でいいます「こんなデブ動かせないよ、体壊れちゃう」と。私が聞いた話しでは、100キロの人をひとりで介護していた職員が腰を痛めてやめてしまったということです。その後2人介護になったそうですが、私に話した人は「こんな人施設に入れるなよ」と怒っていました。私は今までいろんな職場で太った人にいじめられてきたので、体型を見ただけで「うわっ近づかないでおこう」と思います。
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