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2021年3月7日日曜日

デング熱ワクチンの失敗

デング熱にワクチンがありますが、半分成功半分失敗でした。2016年フィリピンでデング熱ワクチンの定期接種が始まりました。臨床試験ではなくワクチンとして認可され製品として販売されたものです。この接種が原因で62人の子どもが死亡した可能性があるということが問題になりました。このワクチンは、接種前一度もデング熱にかかったことのない人が接種後にデング熱にかかると重症化するのです。しかしデング熱に感染したことのある人が再感染した時の重症化は防ぐため、この使い方では効果のあるワクチンです。再感染ではデング熱出血熱という恐ろしい症状になるので、一度感染した人にとっては有効なワクチンです。
このワクチンのメーカーはワクチンの副反応で犠牲がでたことを認めています。
ワクチン接種後の感染で重症化することをADEといって、これがワクチンの副反応として一番恐れられています。今回コロナワクチンではこれは無いだろうと言われているため世界で接種が広がりました。

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