新型コロナで子供が重症化しない理由はなんでしょう。
中国でははじめ、大人の男性の患者が多いとされていました。
仕事先だった市場の関係者が男性が多かったからです。
その後男女差はない、と言われています。
ただし、タバコを吸う人は重症化しやすい、と言われています。
武漢では、病院に並んでいた人たちが感染をして広がった、という話もあります。
映像を見ると、病院にあまり子どもはいません。
中国の病院では、徹夜をして並んで診察を受けるのが普通、と言います。
病気の子どもにそんなことをさせる親がいないので、
子どもの感染が少なかったのかもしれません。
今回日本で、学校関係者が多数感染しています。
ひょっとしたら、この人たちは、生徒から感染したのかもしれません。
感染させた生徒は元気で誰も気がつかないのかも。
しかし、その場合、感染がわかった学校関係者はかわいそうです。
その人たちは現地で悪者扱いされているのですから。
スペイン風邪の時に1番犠牲になったのは医療関係者。
2番目が学校関係者、3番目が鉄道関係者だったそうです。
今回もこの職業の人たちに感染が確認されています。
先日感染が確認された高齢者夫婦は「ほとんど外に出ない」と言っていました。
それなのになぜ、と思う一方。
外に出ない生活をしていると、免疫が落ちて感染しやすくなるのでしょう。
外に出て、人込みに出れば、常に何かのウイルスと接触します。
そうすることによって、持っている免疫が強化されるのです。
だから医師は感染しにくいのです。
医師が感染する、ということは、普通の人はとてもとても感染しやすい、
ということです。
学校では常に誰かが風邪をひいています。
インフル、アデノウィルス、溶連菌などなど。
普通の風邪の10%~15%はコロナウイルスだといいます。
学校はいつでもウイルスまみれなのです。
そんな中で生活している子どもは、ある程度の免疫があるのかもしれません。
スペイン風邪では、高齢者は感染しましたが、そのほとんどが
死ぬことはありませんでした。
それは、彼らが子どもの時にスペイン風邪と似たウイルスが流行っていたので、
スペイン風邪にも少なからず免疫があったから、という説が定着しています。
一方免疫の全くなかった若者が大量に死んでしまいました。
今回子どもが重症化しないのは、
普段から風邪に接する機会が多いからだと思います。
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