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2020年2月10日月曜日

新型コロナウイルス侮るなかれ

テレビでは「たいしたことない」という話が良く聞かれます。
ところが、中国では10日現在数千人が重体、と報じられています。
先週の死者は350人くらいだったのに、1週間で死者は900人になりました。
中国人だけが死ぬウイルスなわけないのです。
最悪の事態を予想して対策を立てて欲しいです。

テレビに良く出ている女性の専門家が
「日本では武漢のようには絶対なりません」などと言っていましたが、
科学者が「絶対」なんて言葉を使うのでしょうか?
それも未来のことに関して、どんな根拠でそんなことを早計に言うのでしょう。

他にも、実際の患者を診たら、そんなに重篤ではなかった、
と言う医師がいましたが、たまたま診た人が軽症だっただけかもしれない。
SARSの時WHOで指揮をとっていたという押谷教授の言うことが
一番信憑性がある。
武漢に行ったという押谷教授は、武漢は近代的な都市で、立派な病院がたくさんある。
と言い、武漢の病院の設備が悪いわけではないし、医療の質は決して悪くない、と言う。
それなのに、あんなになった、ということを真剣に考えないといけない、と言う。

つまり、彼が言うには、日本が武漢のような状態になってもおかしくないのだ。
確かに、死亡者は高齢者が多い、しかし、サトカインストームがおきている
かもしれないとも言う。
香港で死亡した患者は、ある日突然悪化して死亡したという。
日本の方が武漢に比べてベッド数がはるかに多いとしても、
ベッドのほとんどは既存の病気の患者でほとんどが埋まっているのだから、
武漢のように、体育館にベッドを置くような病院を用意する必要が出るかもしれない。
中国で新しくできた病院には、医薬品もなにもない、ということです。

今テレビに一番言ってほしいことは、
「熱が出た」「新型コロナウイルスかもしれない」と言って、
救急車を呼ばないでください、ということです。
今後街中で感染者が出て、死亡者が出た場合、マスクの惨状を見るにつけ、
そういうことが起きるように思えるのです。
そして本当に呼吸が苦しい人に車が回らなくなるのが怖ろしいと思います。

テレビでは、このまま無策だと、12週で感染がピークに達すると予測。
12週とは、4月ごろでしょう。
その場合終息は8月を過ぎるわけで、オリンピックなんてできるわけがないのです。
まずフランスが真っ先に日本に行きたくない、と言いだすでしょう。
それもこれも、中国人の金目当てに、観光客を受け入れたせいなのです。
すでに日本国内の感染拡大、アウトブレイクは始まっています。
WHOでは例の豪華客船を感染のモデルとして注目しているということです。

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