毎日テレビを見ていたが、これが報道されたところを私は見ていない。
東京の永寿総合病院での新型コロナウイルス院内感染で、患者36人が死亡していた。
2020年4月25日の報告。
患者20人が死亡、というニュースはネットで見ていた。
知らないうちに36人も死亡していた。
感染者は22日の時点で201人、うち職員は73人。
職員の内訳は、医師8人、看護師看護助手が50人、事務員、技師、委託業者が15人。
これは海外と同じ大惨事ではないのかな?
最悪の事態の始まりではないのかな。
パニック回避のために惨事は報道しないようにしているのでしょうね。
病院で大量の死亡者がでると、次は介護施設、というのが海外でのお決まりのパターン。
日本の介護施設でのクラスターはいくつも報告されているが、
まだこの病院のようになった所はないようです。
スペイン、イタリアに次いで、今度はフランスの介護施設です。
フランスの介護施設では、入居者80人中30人が死亡。
連日防護服の葬儀社の社員が出入りしているという。
職員は恐怖で出勤してこなくなった。
フランスでの新型コロナウイルスの死者の49.4%は介護施設ででている。
この割合は、ベルギーで49.1%、ポルトガルでは33%、スペインで53%。
イギリスでは入所者の7500人が亡くなったと言われる。
アメリカでは感染の報道は介護施設での死亡からはじまった。
これが日本でもおこるかもしれない、と日本の介護関係者は毎日心配しているのです。
しかし老人ホームは閉鎖されない。感染者がでても施設で看るしかない。
感染者が認知症で歩行できるともうどうしようもない。
施設で入居者を鍵をかけて閉じ込めたり、縛ったりするのは犯罪なのです。
しかし今回のコロナは特例として部屋に鍵をかけて閉じ込めることが
できるようにしてほしい。
感染者が歩きまわって、死者がどんどん出るよりはいいでしょう。
厚生労働省は先回りして制度の見直しができないものですかね。
霞が関は東大早稲田ばかりだそうですが、知恵のある人はいないようです。
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