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2020年4月6日月曜日

パンデミック映画を見た

パンデミック映画「コンテイジョン」と「Ful運命の36時間」見ました。
子どもが休日家から出られないので、Uネクストを視聴しはじめたのです。
こんなマイナーな映画でも見放題です。
面白かったのは、両方の映画で同じセリフがあったこと。
「新型インフルエンザ(H1N1)の時あんなに騒いだのに、死者が少なかったじゃないか」
そして両方を通じて同じなのは、市民の暴動。
そして国の指導者やその関係者が、自分の家族だけを優先して助けたい、と動くこと。

「コンテイジョン」は新型のウイルスで致死率30%。
前半は今の世界と全く同じ、誰もいない街、誰もいない空港。
見たことのある光景に、聞いたことのある話。
この映画は中国で新型コロナウイルスの感染が始まった頃に、
全世界が見るべきでした、もう遅いけど。
映画は2時間で終わったけど、これをリアルタイムでやるんだから、長いよね。

「Ful・・」は韓国映画で、致死率100%に変異したH5N1。
死体の山、感染者を抹殺するとか韓国映画すごすぎ。
予告がエグかったので覚悟して見たのですが、そんなではなかったです。
それより恋愛あり、陰謀あり、見えるのに手が届かない、みたいなのが良かった。
韓国の大統領がすごくカッコ良かった。
他の映画でも主役に絶対弾丸が当たらないのと同じで、主役はね・・・
最後はアメリカが・・・・
というわけで、恐怖映画ではなかったです。
以下ネタバレがあるので見たい人はここまで。

ニューヨークの病院ではこれらの映画のような状況になっているようです。
やはり人間は自分だけが大事なのか・・・
「コンテイジョン」のCDC関係者は、自分の恋人が助かるように手配します。
それを掃除の職員が見ています、すると、誰でも大事な人がいる、と言われるのです。
そしてCDCの関係者は、自分のワクチンを掃除の職員の子どもに与えます。
実際の社会でもそういうことがありました。
90歳の女性は、自分はもう十分すてきな人生を送った、と言って、
自分の人工呼吸器を若い人に譲って、と言って亡くなりました。
日本では、こんな美しい話は聞けないと思います。
映画ではワクチンができるのですが、そのワクチンを打つ順番をくじで決めるのです。
もしくじで1月1日と出れば、ワクチンを打てるのは誕生日が1月1日の人です。
最後の人がうち終わるのは1年後になります。
実際はどうなることでしょう。

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