東京では感染経路不明の患者が増えています。
これがどんどん増えると東京は「おしまい」だと専門家チームのリーダー
東北大学の押谷教授が言いました。
「おしまい」とは、武漢やスペインのようになる、ということです。
3月20日からの週末、大阪と兵庫の往来自粛が報道されましたが、
このような状況は東京のほうが深刻です。
しかし東京では自粛どころか、お花見で新宿御苑は大混雑。
さいたまスーパーアリーナでは大規模なイベントが開催されてしましました。
若い人たちは、もうコロナに飽きてしまったようです。
スペインの地獄も、アメリカのパニックも、
彼らはシリアの戦争のようにしか感じていない。
自分たちには関係ない、と思っている。
確かに若年層の死亡率が低いので、彼らには関係ないのかもしれない。
押谷教授は「いつ何がおきてもおかしくない」と言う。
「なんとか持ちこたえている」という言葉の意味が日本人には理解できていない。
次はどこが武漢になるのか、世界はロシアンルーレットの最中だ。
アメリカが一番危ないのだが・・・
日本政府の専門家会議に押谷教授のような専門家がいて、本当によかった。
彼はSARSの時、WHOの感染対策のリーダーだったのです。
この感染があと20~30年後だったら、彼のように経験のあるリーダーが
活躍できなかっただろう。
日本では「リーマンショック級」と言うが、世界のリーダーたちは
「第二次世界大戦級」と表現している。
日本の政府はパニックが怖いのだろうし、
安倍総理大臣はオリンピックがやりたいので、今でも大丈夫を連呼している。
全く頭がおかしいとしか言いようがない。
日本はすでにウイルス流行第二波に入っている。
武漢の観光客が持ち込んだウイルスでは、なんとか持ちこたえた。
次はヨーロッパを旅行した人などから持ちこまれるウイルスの拡散に警戒をしている。
ここでオリンピックが開催されると、感染が爆発する。
イタリアの医師は「こんなことになるとは予想もしていませんでした」
と言って泣いた。
日本の医師がこう言う日が、いつ来てもおかしくない。
しかし日本人に危機感はない。
日本でもイタリアでも、感染者の葬儀はできない。
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