イタリアの介護施設では、1日数十人がウイルス検査を受けずに死亡している。
検査ができるのは、病院に搬送された患者だけで、
死亡後に検査ができるのは病院で重症になって亡くなった人に限られる。
高齢者施設で死亡した人には新型コロナウイルス検査はしない。
イタリアの介護施設では、新型コロナウイルスの感染者が確認された頃から、
死亡する人が急増している。
しかし、ウイルス検査をうけていないために、
感染による死亡とされていないケースがかなりあるとみられている。
介護施設の職員は、検査はしていないが、死亡した人にはみな
熱と呼吸困難があった、という。
イタリアでは介護施設は見捨てられていると言われている。
マスクは不足しているため、病院に回されてしまい、
介護職はマスク無しで仕事をしている。
ある施設では入居者40人のうち38人が熱を出しているが、職員には防護服はない。
そして病院がパンクしているため、病院への移送もできない。
そして介護職へのウイルス検査もされていない。
困難に瀕しているのは病院だけではない。
介護施設の職員は本当に困難な状況にある。
イタリアの死者の平均年齢は80歳。
イタリアの高齢化は世界第2位、1位は日本です。
このイタリアの怖ろしい現実を日本の教訓にできないでしょうか。
今日志村けんさんが感染した、というニュースがありましたが、
彼がイタリア人だったら、人工呼吸器をつけてもらえなかったでしょう。
イタリアでは、肝硬変があるにもかかわらず、飲酒をしている、
なんて人には、人工呼吸器を付けないのです。
健康に問題のない80代と、40代で肝疾患がありながらも医師の言いつけを
守らず飲酒をする輩と比べたら、人工呼吸器は80代に付けます。
あたりまえと言えばあたりまえです。
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