熱もなく、咳も出ない、なにも症状がないのに肺炎になっていた。
これが新型コロナウイルスの怖ろしい症状です。
無症状で肺炎になる、という人類初の肺炎です。
普通は肺炎になる前には風邪様の症状があり、熱もあるので、
咳がひどいからレントゲンを撮りましょう、とか、
熱が下がらないからレントゲンを撮りましょう、ということで肺炎がわかります。
しかし、新型コロナウイルスでは、自覚症状がない、苦しい様子もないのに、
CTを撮ったら肺炎になっていた、というのです。
これは新型コロナウイルスの患者を20人診察した医師の証言です。
そしてさらに怖ろしいのは、急にどんどん悪くなる、ということです。
重症化した患者は、発症からわずかな期間で症状が悪化したといいます。
じゃあ、10日前後で重症化しなかったら、死なない、ということなのか。
いいえ違います。
病院で症状の安定していた患者が、急に容態が悪化して死亡した、
という例は珍しくありません。
中国では退院してから死亡した例もあります。
つまり、なんでもあり、賢いウイルスということです。
たぶん、市中に無症状の患者がたくさんいて、その人の中には、
知らないうちに肺炎になっていて、知らないうちに治っていた、
という人が沢山いるのかもいれない、ということです。
このように市中には患者があふれている、と想像して、
手洗いを徹底する必要があります。
インフルエンザと比べて、倍以上倦怠感が続く、ということもわかっています。
2週間から3週間もだるさが続くそうです。
今までにない倦怠感、というのがひとつの目安になるかもしれません。
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