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2020年3月31日火曜日

永寿総合病院院内感染

永寿総合病院に知り合いの家族が入院しているそうです。
新型コロナウイルスの院内感染で病院はパニックになっているようで、
電話をしても誰も出ない、と言っていました。
そして病院からもなんの連絡もなく、
家族が生きているのかすらもわからない、と嘆いていました。
さらに、全ての患者を退院させないことになったので、
このまま感染するのを待つだけ、という状態のようです。
差し入れはできるのですが、
管理に手間のかかる現金は受け取ってもらえなかったそうです。
テレビや冷蔵庫はカードを買わないといけないし、
この病院はお茶を配ったりしないので、ペットボトルのお茶も必要です。
院内感染、怖いですね。
もう出られない、というのが、一番怖い。
クルーズ船の乗客も、それが恐怖だったようです。

ニューズウィークに書かれていたのですが、
新型コロナウイルスから一番守らなければいけないのは、子どもではなく、
病院と高齢者施設だと言うことです。
この2つを守るための自粛だと言ってもいいと思います。
イタリアやスペインでは、高齢者施設で大量の死者を出しています。

日本はもうすでに、出歩ける元気な人たちはウイルスに曝露しているはずです。
検査をしたら、すでに感染したことのある人は、人口の何割にもなるでしょう。
だってあれほどの中国人観光客がうろついていたのですから。
それでも病院が患者で溢れないのは、重症になる人が少ないからです。

日本のウイルスと欧米のウイルスには、違いがあるのでしょうか?
このまま、日本が持ちこたえたら、笑っておしまい、なのですが・・・・
死亡率の高い人たちへの感染が始まるのはこれからかもしれません。
それが始まれば、日本もイタリアのようになってしまうかもしれません。

日本は、どんなに高齢者施設で感染が広がっても、
居住タイプの施設は閉鎖しない、と決めたそうです。
居住タイプとは、老人ホームのようなものです。
老人ホームの入居者の中には、家を売って入居する人がいます。
そして入居者のほとんどが身寄りがない、子どもがいない人です。
施設の閉鎖は彼らにとっては、ウイルスよりも怖ろしいでしょう。
家のある人が通う、デイサービスは閉鎖になるでしょう。

それから、医療関係者に聞いた話ですが、
自衛隊が備蓄していたマスクを医療機関に提供したそうですが、
ぺらぺらのマスクだったそうです。
でもせっかく頂いたから、とその人は感謝して使っているそうです。
私は自分で作った使い捨てマスクで仕事しています。

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