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2020年3月5日木曜日

新型コロナウイルス最悪の事態

安部首相が口走った「最悪の事態にも対応できるように・・・」
最悪の事態とはなんだ、これはトップシークレットのはずだ。
首相官邸では、官僚によって、最悪の事態が想定されている、ということだ。
東海地震などの被害想定はかなり悲惨であるが、地震はいつくるかわからないし、
全く真実味がないので、これでパニックになることはない。
しかし、現在進行形ですでにマスクでパニックがおきているのだから、
新型コロナウイルスで政府の策定した最悪の事態想定が流出したら、
大変なことになる。
わかっているのか、この総理大臣は。

想定には中国でのデータが使用されているはずだから、
当然死亡率は3%程度になるだろう。
患者が1万人で300人程度が死亡。
イタリアではあっという間に100人以上が死亡したから、これは近未来かもしれない。
患者が100万人なら3万人が死亡。
これで重症患者は2割で20万人になる。
今の医療体制はすでに崩壊してしまう。
患者が1000万人なら30万人が死亡、社会が崩壊する。
この遺体をどうするのだろう、もちろん自衛隊が出動するのだろう。
各方面でこういう情報は共有されているはずだ。

今回法律を改正して、個人の自由を制限するということだから、
最悪の事態になった場合、その悲惨さは想像を絶するはずだ。
医師が逃げてしまうかもしれない。
私は介護施設で働いているが、どんどん感染して、それでも病院に入れないとなったら、
病気の高齢者をどうしたらいいのだろう。
そのうち職員が出勤しなくなるでしょう、どうやって残った職員で面倒みるんだろう。
それらを各事業者に想定させないとダメでしょ。
動けない高齢者は面倒をみないと、感染しなくても数日で死んでしまうよ。
私が働いているのはショートステイだから、早い時点で閉鎖になるんだろうから
いいけど、老人ホームのように住んでいる施設は・・・・

本当がどうかわからないが、以前にタクシー運転手が言っていた話では、
東京都は、足立区の舎人公園にとりあえず遺体を運ぶらしい。
東京だけで数万人になれば、葬儀どころではない。
タクシー運転手というのは、いろんな話を聞いているのかもしれない。

スーパーの店員は元気に出勤できるとは限らない。
コンビニオーナーが健在である保証はない。
水道局の職員が出勤できなければ、最悪水道も止まるかもしれない。
たぶん最悪の事態は、こんな感じだろう。
こんな話を総理がしたら、あっという間にスーパーの全ての商品がなくなるだろう。
これだけでストックのない家庭では餓死してしまいそうだ。
まったく総理たるもの、発言には注意しなければ・・・
しかし「最悪の事態とはなんですか?」と突っ込む記者がいなくて良かった。

アメリカでは、最悪の事態に用意ができている、と発言したのはトランプではなく、
CDCであった。CNNが報じている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35149453.html
CDCはすでに用意をしてきたから安心だ、という趣旨の発言だ。
日本はこれからなんだろうな。
CDC所長は「対策が少なかったことで責められるより、
やりすぎだった、と言われるほうがずっといい」と言った。すばらしい!
日本の死者は今日現在12人だが、15人が管につながれて生死を彷徨っている。
彼らはあらゆる臓器が自分では動かせないようだ。
それでも治療ができるからこそ日本の死者は少ない。
しかしその機材も数が限られている、これからが心配だ。
これからは、毎日、食べたい物を食べて、好きなことをして暮らしていこう。
これが最悪の事態に対処する一番の方策だ。

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