スペインの特別養護老人ホームでは多数の死者をだしています。
スペインでは老人ホームで感染が拡大しています。
軍が介護施設の消毒のため市内を巡回中に立ち寄ると、
複数のホームでは、感染者が出たため職員が逃げてしまい、
老人たちは放置されていたということです。
中にはベッドの上で死亡していた人もいた、ということです。
介護施設はとりわけ新型コロナウイルスの打撃をうけている。
防護服が必要なのは病院だけではない。
介護施設も患者がでれば介護職には防護服が必要になる。
しかし海外ではもちろん、日本でも、介護施設で防護服が配られることはないだろう。
それはとても危険なことだ。
日本ではマスクもなくなってきている。
そんな状況で、自分の命を捨てて介護をできるだろうか。
できない、と思った職員が職場を放棄したようだ。
政府は責任を問うと言って捜査を開始した。
多分、責任者がいなくなってしまったのだろう。
責任者がウイルスに感染して休んでしまったのかもしれない。
少数の職員だけで営業を続けることができなかったのかもしれない。
日本でも同様の状況になるかもしれない。
日本では今でさえスタッフは不足している。
日本のテレビでは毎日全ての放送局が新型コロナウイルスについて、
全く同じ内容を放送しています。
特に今日はオリンピックの話ばかり。
このニュースは全く報道されません。
介護施設に家族を預けている人は、このような状況になることを想定して欲しい。
いざとなったら、高齢者を引き取ることも考えておくべきだ。
もともと高齢で持病をたくさん持っている高齢者の集まりである老人ホームでは、
常に死亡する人がいるわけです。
高齢者の持病はすごいですよ、どれで死んでもおかしくないような重い持病、
心筋梗塞レベルの持病を7個くらい持っていたりします。
高血圧なんて持病のうちに入りませんね。
高血圧を持っていない人の方が珍しいですから。
という事情もあって、老人ホームにウイルスが入ったらおしまいです。
これがインフルエンザなら、昔かかって免疫を持っている人もいますから、
海外の老人ホームのように25人中19人が感染、なんてことにはならないんです。
誰も免疫を持っていないウイルスのため、
誰も逃れることができない、怖ろしい状況です。
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