「アシネトバクター」
緑膿菌のこと。
水回りによくある。
日和見感染の代表格。
敗血症、呼吸器感染症、尿路感染症をおこす。
器具を介する、自家感染が多く、人から人に広がる。
抗生物質に抵抗性が強い。
手荒い、アルコールが有効。
「多剤耐性緑膿菌」
緑膿菌に使える抗菌薬が限定され、治療が困難。水分のある所を好む。
抵抗力の低下、耐性菌の増殖しやすい環境などの条件が揃った場合感染する。
呼吸器感染症、尿路感染症。
多くの抗生剤に耐性を持っている。人や医療器具を介して、他の患者に感染が広がってしまう。
得洗い、アルコール消毒が有効。
「ESBL産生菌」
それほど強い菌ではないが、体力の落ちた人が感染しやすい。
肺炎、尿路感染症、手術した傷への感染。
多くの抗生剤に耐性を持っている。
アルコールに弱い。
「MRSA」は有名な耐性菌ので割愛、これもアルコールはよく効く。
「CDトキシン」
クロストリジウムディフィシルという菌が作る毒素。
他の感染症のために抗生物質を使用していることが、この感染症を誘発する最も主要な要因。
便中に出た菌で汚染された物や手などから、口や粘膜に感染。
水溶性下痢、発熱、食欲不振、吐き気、腹痛、重症化もする。
アルコールでは消毒できない。
乾燥、熱、消毒への抵抗が強い。
どこでも菌はいます。これらはどれも体力のある人には感染しません。
0 件のコメント:
コメントを投稿