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2020年9月11日金曜日

止血剤

 肺の方から出血してしまいましたので、止血剤を飲みます。

病院からは、ドバっと吐いたら連絡して、と言われているので、

止血剤を飲んで家でおとなしくしています。

止血剤はトラネキサム酸とカルバゾクロムです。

この2つは血を止める作用に違いがあります。

トラネキサム酸は、出血した時に血を止めようと血栓をつくる作用を促進します。

血を固めるフィブリンが体内に血栓を作り過ぎると、脳梗塞や心筋梗塞を

おこしてしまうので、それを抑えるプラスミンという物質があります。

トラネキサム酸は、このプラスミンの働きを阻害して、血を固めるという薬です。

そのため、この薬を飲んで脳梗塞、心筋梗塞を誘発した事例があります。

また静脈血栓塞栓症を発症した例もありました。

最近では美白に効果がある、として有名になり、CMもし、薬局で買えるようです。

先ほど書いた理由があるので、美白のために車椅子にならないようにしたいものです。

施設には脳梗塞で車椅子になった人多いです。


カルバゾクロムスホルン酸ナトリウムは血管に作用する薬です。

血管の壁を強化して、血管外に血液が流れにくくするというものです。

血管は場所によっては血液の成分を血管の外に出せるようになっています、

これを血管透過性と言います。ばい菌が入れば白血病を出してばい菌を駆除するのです。

しかし、出血しやすい場合にはこの血管透過性を低くしなければいけません。

この薬は血管透過性を低くすると言われています。

投与後30~60分で効果を発揮し、3時間程度止血効果があるとされています。

この薬は長く使われていて、副作用はほとんどありません。

しかしこの薬は謎が多く、喀血にどの程度効果があるのかは不明、と書いている医師も

います。



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