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2020年5月24日日曜日

他の抗インフルエンザ薬はだめなの?

新型コロナウイルスの治療にアビガン以外の抗インフルエンザ薬では
なぜダメなのでしょうか。
抗インフルエンザ薬の種類は、その作用の違いで
・ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル、リレンザ)
・tキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬(ゾフルーザ)
・RNA依存性RNAポリメラーゼ阻害薬(アビガン)
・M2阻害薬の4つの作用機序(アマンタジン)
の4つがあります

この中で新型コロナウイルスに使えるのはRNA依存性RNAポリメラーゼだけです。
それで他の抗インフルエンザ薬は候補にあがらないのです。

そもそもなぜアビガンに固執するのか、には陰謀論的には、
安倍総理とアビガンを作っている会社との友達関係なども指摘されています。
また、大量に備蓄していた理由として、
新型インフルエンザのパンデミックが起こった時に、
既存の抗インフルエンザ薬の効果がなかった時用に新しい薬を備蓄していた、
という話もありますが、どれも真偽不明です。
常識的に考えれば、まずは既存の抗インフルエンザ薬を備蓄するはずです。
薬としては致命的な奇形児という副作用を見ないことにできる強大な理由が
あったと言われています。

日本医師会が5月17日に、アビガンは「科学的なエビデンスが整うまで、
治療薬として認可するべきではない」という緊急提言を出しました。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/20/05/21/00582/
これは、もうダメってことですかね。
お婆ちゃんマスクに投じた440億円を、新薬開発研究費に回そう、
という発想はなかったのでしょうか。
100億円あれば開発できる、とテレビで言う先生もいました。
開発にお金をまわさないことには、感染症の終焉は遠くなるばかりです。

マスクと言えば、もう巷にはマスクの箱が山積みです。
先日マイナーなスーパーで、50枚ひと箱2300円で売っていました。
いつまでも残っていたので、あまり売れていませんでした。
変な中国製ですが、無いよりましだし、高いけどしょうがない、2箱買いました。
ヤマダ電機ではひと箱2980円で山積みでした。
ラインのグループの人達がアベノマスク「届きました!」
と嬉しそうに話していましたが、うれしいのかな。
そのうちの1人はマスクをバラして、作り直していました。
私はマスク届いたら、施設に寄付しようと思っています。

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