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2021年5月14日金曜日

コロナ自宅療養言ってはいけないこと

コロナ自宅療養で保健所の電話で絶対言ってはいけないことばがあります。今回自宅で亡くなった20代の人は「倦怠感は改善している」「水分は摂れている」と言っていたが、その後電話に出なくなり、死亡が確認されたという。この人は入院を希望していたというのですが「改善した」なんて言ったら、もう入院しなくていいと思われるにきまっている。入院を希望していたということはかなり強い症状だったということですから、すでに肺にはかなりのダメージがあったかもしれません。少し良くなったとしても、ちゃんと肺のCTをとらないとダメです。自宅療養は全く医療にアクセスできないので、普通なら肺炎のチェックですぐにレントゲンをとるのですが、それさえもしないで放置されている状態です。これはもうカンボジアと同じレベル。
保健所の人は少ない病床を極力使わないようにしています。大丈夫だと思われるようなことを言えば、当然入院はできなくなります。保健師は医師ではないので「水分は摂れている」と聞くと安心して肺炎の可能性が下がってしまいます。肺炎だって水くらい飲めます。大丈夫だと思われるようなことを言ったら最後、もう入院はできませんよ。医者は、自分には基礎疾患がないと思っている若い人でも高血圧の人などもいますから、注意して、と言っています。

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