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2021年5月16日日曜日

心臓を捧げよ

「心臓を捧げよ」は進撃の巨人のセリフです。私たち東京都民はオリンピックのために心臓を捧げることになります。コロナのパンデミックがはじまってから、東京のコロナ治療をしている医療関係者は疲弊し続けています。なぜかというと、東京には、コロナの治療が出来る病院は少ししかないのです。コロナに感染すると、その少ない病院を奪い合うことになります。もしここに海外から9万人とも言われるオリンピック関係者が東京都に来た時、東京都民は医療にアクセスすることができなくなり、家で死を待つことになるかもしれません。日本の医療は脆弱で、大阪はすでに医療が崩壊し、コロナに感染して苦しむ人の1割しか入院できない状態です。IOCは、オリンピックを開催できることは日本人の誇りになる、と言いましたが、たかがスポーツイベントに命を脅かされる東京都民はかわそうです。そしてそれを強行するぼったくり団体は、世界から忌み嫌われることでしょう。ジョン-タイターの話しで未来にオリンピックが無い、というのは、開催国が搾取されることに世論が反発したことが原因かもしれません。

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