E484K

東京で増えている新型コロナウイルス変異種はE484Kという変異をしたものだということですが、これは免疫逃避型変異と呼ばれ、カナダ系統株とも呼ばれています。これはカナダ、アメリカ、ベルギーなどで多くの感染者がでています。この変異種は感染力が増大する変異ではないようです。

イギリス変異種は有名ですが、その他にスウェーデン系統株、アメリカ系統株も日本に入ってきています。以前日本株という変異が確認されましたが、これは衰退しているそうです、やはり日本は弱いのかな(笑)

免疫逃避型変異は文字どおり、免疫がきかないウイルス。一度感染した人の血清に含まれる中和抗体の中でも感染能力を失わないのです。世界では回復者の血清が治療に使われることがありましたが、これが効かない変異です。

もともとこの新型コロナウイルスは、免疫逃避変異をすみやかに獲得する能力が高いウイルスだということです。既に感染して抗体を持った人がまた感染するとは、なんと厄介なウイルスでしょう。ワクチンへの影響も心配されます。