自己免疫疾患で失明、半身麻痺、排尿障害。多発性硬化症の症状はどこに病変ができるかによって千差万別だそうです。この病気の原因は、自分の免疫(白血球なリンパ球)が脳や脊髄を攻撃するようになることです。なぜ免疫がそんなことをするのかはまだわかっていないそうです。これが打った人の副作用としておこった、というツイートがありました。医師からは、打った時に体調が良くなかったからではないか、と言われたそうです。これはもう要介護5、最高レベルですね。寝たきりで食事の時だけ車椅子で食堂に来るかんじですかね。排尿障害ということなので、当然オムツでバルーン使用で、お風呂は機械浴です。家での生活なら訪問入浴を利用できますが、体が大きい人だと訪問入浴は大変なんですよね。老人ホームならベッドから水平にストレッチャーに移乗する、それでも大変なのです。訪問入浴では、ベッドから床の上に作ったお風呂に入れるわけです。高さの違う移乗は大変です。それをまたベッドの高さに持ち上げるんですよ、体の大きい人の入浴は大変と聞いています。年齢関係なく、しばらく有料老人ホームにいて、特養が空いたら入居、というパターンが多いです。家で世話するには限界がありますから。
たぶん打った抗体が強すぎて体内の免疫系統がショートしたのかもしれませんね。内科の医師のツイートでは「免疫はミクロの世界で複雑です」と言い「免疫には何段階にも及ぶ複雑な機構があり、たったひとつのレセプターが働かないだけで、免疫不全で体中が苦しみ死亡することすらあります」と言っています。とても強いと言われるワクが及ぼす影響は図りしれません。
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